2006年8月29日火曜日

2006年8月28日月曜日

QotD: 今から読みます

今、読んでいる本もしくは今度読もうと思っている本は何ですか?


マルクスアウレリウスの自省録です。 ちょっと読みづらいですが、良本の予感。
軽い本→重い本のローテーションを考えているので、最近は
老子の思想(おもっ!)

ヒルズ黙示録(かるーい)

3週間続ければ一生が変わる(どうかな~ と思ったらかるかった。。)

自省録
と進んでおります。
今後は

決断力(はぶさん、 軽いかな?)

人生の短さについて(セネカ 重いかしら)
と進んでいきたく思っています。

週に三冊くらいよみたかったのですが、重い本はなかなかすすまないですねぇ



Firefoxの開発力

HTMLコーディングといえばFirefoxを活用せよ! と相場が決まっているわけです。とくにWebdeveloperツールバーが必須ですよね。

で、自分のPCでは自然にやっていたので気づかなかったのですが、Firefoxのインストール時に気をつけないとその力を十分に活かせないんですね。

というのも、Webdeveloperツールバーのウチでもっとも使える機能のうちに「スタイル情報を表示する(Ctrl+Shift+Y)」があります。 これは今選んでいるHTMLの要素にどんなCSSが適用されているか一覧にしてくれる機能です。デバッグの一手目と言っても過言では無いくらい多用するわけです。

しかしこれってFirefoxのインストール時にカスタムで、開発ツールをインストールする にチェックをつけてないと使えないんですね。今まで使えるPCと使えないPCがあるなぁ と謎に思っていたのです。恥ずかしい。

ということで忘れないようにメモ。



IE7 RC1 スタンドアローン

http://tredosoft.com/IE7_standalone

からIE7を入れました。 現在構築サイトの一部が見えなくてorzという感じだったのですが、もう少し様子見と言うことで!!

ちなみにスターハック(* html .hogeっていうやつ)が効かなくなるときいていたのですが、それを使っても見えているあたり、DOCTYPEスイッチとボックスモデルの解釈の仕様が一部変更になったということですか??

何にせよW3CでもMicrosoftのお互いが歩み寄ってくれることを願ってやまないコーディング事業担当より。



2006年8月24日木曜日

築地

初ご飯



HTMLコーディングの宣伝文句

を考えねば。 Web経由の受注は考えていないのですが、採用のために簡単なWebを立ち上げようと考えているので。自分は文章を書くのが下手なので、その分何回か書き直して行こうかと。(意味もなく長くなる。一文も長い。接続詞が間違っている。)

サービス紹介

とにかくやすいHTMLから、早くてモノがいいHTML への変化
※長いので3分の1にする

Web制作の最終工程で比較的単純作業。付加価値も低いのではないか?
私たちが提供するHTMLコーディングは、ときにそのように思われて、アウトソーシングするにしても安さだけを求めてしまうお客さまがいらっしゃいます。

しかし、近年、HTMLコーディングの役割、内容が変わってきていることをご存じでしょうか?その流れを考えるときに注目しなければいけない二つのキーワードがあります。Web標準アクセシビリティです。

  1. なぜ、今Web標準なのか?
    Web標準、最近やっとWeb制作の現場でも叫ばれるようになってきました。コンペティションの参加条件になることも増えてきました。その背景にあるのが、企業内のWeb制作担当者の意識の高まりと、SEO対策でしょう。Web専門誌の一部でしか見かけなかったWeb標準も、いまやブログや一般書籍の至る所で見かけるようになってきました。そうした意見の中には、非常にわかりやすく、アクセシビリティや情報構造の設計の必要性、メンテナンス性、検索エンジンにとってのアクセシビリティなど様々な観点でWeb標準に従ったコーディングを行うことが推奨されています。
    現在メジャーなブラウザの中でも一部分対応ができていないことを考えると、非常に先見の明のある賢い選択といえます。
  2. アクセシビリティにいい?
    視覚が不自由な方は何を頼りにWebサーフィンされるのでしょうか?
    音声ブラウザでHTMLを見るとどういった読み方をするのか知っていますか? ALT属性の付け方、音声用の各紙メニューなど、アクセシビリティ対応に際しては独特のノウハウが必要とされます。
    今後特に上場されているB2C企業ではアクセシビリティガイドラインの策定は必須になるのではないでしょうか?

以上のようにWebサイト全体の単価が落ち、納期が短くなる中で、HTMLコーディングに必要な技術や専門性は高まっているといえます。 ただ安い、早いだけのHTMLコーディングが求められる時代は終わろうとしています。
淘汰が進むWeb業界の中で生き残りを目指すためには自社の得意分野に特化して強みを蓄積していかなければいけません。そんなとき、ただのどこにでもいる「外注」「下請け」ではなく、「HTMLコーディングパートナー」として弊団体のサービスをご利用いただければ幸いです。

サービス内容
基本的には原稿・素材をいただき、HTMLファイルにして返すサービスとなります。
ご希望であればHTMLコーディングガイドラインの策定や、CSS構成書などもご提案させていただきます。
基本的に全てのHTMLに対応しておりますので、

  • JavaScriptを一部含む
  • Web標準対応
  • アクセシビリティでツールチェックがある
  • システムとの連携があるので気を遣わなければいけないページが多い
  • 500ページ、1000ページを超える大規模案件である
  • 最初のテンプレートを1日であげてほしい
など対応できますのでご相談下さい。

サービス実績
※弊団体のサービスは多くを制作会社の方から発注していただいているため、契約の関係でサイト名を公開できないことが多くなっております。詳しい制作実績をご覧になりたい方はご連絡下さい。

  • 証券会社Webサイトフルリニューアル
    • 対応ブラウザ:IE5.5(一部)、IE6、NN7.1、ホームページリーダー
    • フルCSS
    • ページ数:500ページ弱
    • 備考:アクセシビリティツールチェックあり
  • 信用調査会社Webサイトフルリニューアル
    • 対応ブラウザ:IE6、NN7.1、NN4.7(一部)
    • フルCSS
    • ページ数:1000ページ強
    • 備考:印刷時対応
  • 船井総合研究所不動産チームリニューアル(公開準備中)
    • 対応ブラウザ:IE6
    • フルCSS
    • ページ数40ページ
    • 備考:企画、ディレクションも弊団体で行った
詳しい実績はこちらへ

主要お取引先(敬称略)
Web制作会社

  • 株式会社セプテーニ
  • 株式会社レビックグローバル
  • 株式会社カドベヤ
  • 株式会社ノヴィータ
  • 株式会社ネイチャーラボ
  • 株式会社ドリコム
  • 株式会社ピーエスシー
  • 有限会社ウッティモリス
その他
  • 株式会社船井総合研究所



ティムオライリー氏が語るWeb2.0

http://shachotv.jp/is/?category_id=2&entry_id=86

知人が手伝っている社長TVでティムオライリー氏が話していたのでチェック。ここのインターネットTVは非常によく編集されていて、見せ方がうまいのでストレス無く見れました。

内容は基本的なことですが、Web2.0って? と思っている人にはお勧め。

英語もきれいですし。



2006年8月23日水曜日

パーソナルチュートリアルについて

3ヶ月に一度程度実施している面談に関するメモ。

  1. この3ヶ月を振り返って、自分的に成長したところはどこか?
  2. 期待よりできなかったことは何か?それはなぜか?
  3. 周りの仲間の尊敬できたところ、発見した特長は何か?
  4. オフィス、就労環境、周りの仲間、上司に「もうちょっとこうだったら、もっとよくなるのに」という点を提案して欲しい
  5. こちらからのフィードバック。PMからのフィードバックや仲間からのフィードバックを伝える。将官制度に関して。
  6. 次の3ヶ月間で何を目指すか。何をやるか。
たとえば
  • HTMLコーディングのスキルがあっても、仕様の把握の能力をつけなければいけなかったり(HTMLコーダーのキャリアパス参照)
  • 技術もそうだけど、仕事の筋肉をつけなければいけなかったり
  • まずはひたすらHTMLの枚数をこなすことが重要だったり
  • 仕事の見せ方・伝え方に関するレクチャーをはじめてみたり
  • コーダーはOKなのでディレクターだね次は。 とか言ってみたり
そんなかんじで面談は進みます。
場所はオフィス近くのカフェ。
スタッフもきちんといろいろと伝えられるように、整理しておいてもらえると助かります。 



MovableType研修カリキュラム

そろそろノウハウを内部で共有しなければということで、カリキュラムを作成中。

投稿もインストールもカスタマイズもできなければ。 下記で4時間くらいでやりたい。

  1. MTの前の基礎知識
    • CMSって何?
    • サーバーって?
    • CGIって?
    • DBって?
    • RSSって?
  2. MTの良さ、事例
    • 良さ
      • CMSとしての機能、単価
    • 事例
      • ブログオンマーケティングあたりを参考にさらっと。
      • うちの構築事例
  3. MTのインストールに関して
    1. MTのダウンロード
      1. Typekeyの取得
      2. ライセンスに関する説明
    2. 設定
      1. mt-config.cgiの設定
      2. MySQLでやる場合はその話をちょっと。
      3. アップロード
      4. 公開設定
    3. 記事を書いてみよう!
      1. コメント、トラックバック
  4. MTのカスタマイズについて
    1. テンプレート
      1. 概念
      2. 種類
      3. 覚えるべきタグ
      4. HTMLとのリンク
      5. DWのプラグイン
    2. 事例に学ぶカスタマイズ
      1. カテゴリの横に記事数を載せる
      2. 特定のカテゴリにBASIC認証をかける (静岡日曜教室)
      3. 静的な個別ページをMTでつくる (静岡日曜教室)
      4. コメントのカスタマイズ
    3. モジュール化
      1. モジュール化で簡単に管理。 最初から視野に入れて設計を。
      2. モジュールとHTMLパーツの違い
    4. プラグイン
      1. 入力項目を増やすには?
      2. ページを増やすには?
      3. 特定のカテゴリだけの記事前後リンクをはるには?


2006年8月21日月曜日

サンマ定食

しま にて



3週間続ければ一生が変わる より

買った本がいっぱいあるのについつい本屋で新しい本を買ってしまう。。。

人は見た目が9割をまず昨日読みました。かなりいまいちでした。(イマイチくらい)

  • 話すセリフが7%しか重要でないのは有名だが、それ以外を全部「見た目」に分類するのはどうだろう(性格とか、語調とか)
  • その後は提言も気づきもほぼ全くなく、で、何?という印象がぬぐえない。
  • 唯一おもしろいなと思ったのは「学歴で損している人より声で損している人の方が多いから、義務教育にボイストレーニングの基礎を取り入れるべきだ」という意見。本気かどうかは知らないけど。

その後この本(3週間続ければ一生が変わる)と、「国家の品格」を買いました。

今はこの本を読んでいますが、割とベタな本ですが、そういうの好きだったりします。


で、本によると、気に入った格言を書き留めなさいとのことなので、この本から気に入ったやつを少々

  • 英知とはつぎになにをするか知っていること、技術とはそれをどうやるか知っていること、徳はそれを行うことである。
    - デイヴィッド・スター・ジョーダン 元スタンフォード大学学長
  • はじめは習慣が人をつくり、それから習慣が人をつくる
    - ジョン・ドライデン イギリスの詩人
  • 忙しさにこれで十分ということはない、蟻も忙しいのだ。問題は、なににそんなに忙しいのかと言うことである。
    - ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 思想家
  • 困難だから、やろうとしないのではない。やろうとしないから、困難なのだ
    - セネカ 哲学者
  • 人生において、わたしは一日たりとも労働などしたことがない。なにをしても、楽しくて仕方なかったのだから。
    - トマス・エディソン

という感じです。特に最後のは共感しました。
たまに学生の方とかに「あなたにとって仕事とは何ですか?」 と聞かれることがあります。
いつもあまりしっくりこなかったのですが、何でしっくりこなかったのかがわかりました。
「好きな人たちとおもしろいことをやっているだけ」なので「仕事をしている」って感覚が薄いんですね。
ありがたいことです。



六本木盆踊り

二回通ったけど二回とも踊ってなかった 残念



2006年8月20日日曜日

ヒルズ黙示録を読みました。



著者の意図もあるとは思いますが、人が動くのは理屈じゃねーなぁ とつくづく。

関係性だったり、縁だったり、プライドだったり、復讐だったり。 

資本主義→会社の時価総額をあらそう っていう一つのルールがあるゲームの中で、別にお金が欲しかったんじゃなくて目立ちたかったり見返してやりたかったりでのめり込んでいくんですね。

一番驚いたのは、やはり堀江さんをはじめとするライブドアの中心人物がお金を持ち、目立つことで変わっていく様ですね。人ごとじゃないなと。(同じ中退組だし 笑) もちろん百分割した後の「顧客」である個人投資家のプレッシャーというものも圧力になっていたんでしょうけど。

会社が大きくなっても、志を失わないような仕組みがあらかじめ作り込まれていることが重要なのかと思います。 給与問題かもしれないし、権限の問題かもしれないし、株などの資本政策の問題かもしれないし。

とりとめないですが、やはりライブドアの人々に共感できるような部分も多々あったので自戒として。

  • 己の器を見誤らない。
  • 事業がうまくいけば行くほど当初描いた夢、志を果たせるようにビジネスモデルを構築しろ
  • メンターに頼れ
  • 人は感情で動く。そこは見誤らないように。


2006年8月19日土曜日

QotD: こんなレストランがいい!

もし自分でレストラン(飲食店)を開店できたら、どんなお店にしますか?


うーんと、カフェを将来開く気はあってそっちで答えよう。
個人的に自分が食べに行くためのカフェなので、趣味を追求すると思う。コーヒー1000円(おかわり自由)くらいで、店も8席くらい。その代わりケーキとかコーヒーとかは徹底的においしい&ヘルシーなものにする。お店は徹底的におしゃれ&きれい。

きっと店長の丁寧さと趣味に依存するので、あと20年くらいかけて店長をさがします。 誰か一緒にやろう。

ということで。



プロジェクトの三大要素と立場・仕事筋による価値観の違い

プロジェクトの3大要素といえば

「品質」「納期」「コスト」

である。

仕事をするときに必要とされるのは、まずは、その3つをどれも及第点に持って行く力である。

どれかがエクセレントであればどれかが欠けていいというものではない。その全てをまず必要なラインにおさめることが重要なのだ。

ここでは陥りやすい二つの点について記述したい。一つめは企業のサイズやフェーズの違いから来る価値観の違いである。もう一つは仕事筋が無い僕たちが陥りやすい罠についてだ。

まず前者に関しては特に大企業との仕事で感じること。

  • [品質]一つのプロジェクトに人が多いときなど、仕事をしている=ミスを指摘すること とかになっている。
  • [納期]納期はよっぽどのことが無い限り落とせない。
  • [コスト]大企業の一担当者はコストにそこまで敏感ではない
しかし中小企業やフリーランスの人は、
  • [納期]かなりその人の性格、仕事のスタイルに依存する。緩い人は緩い。
  • [コスト]自分の時間が使われることに関しては元々余ってないので敏感。
概して言えば「ばらつきがある」という感じ。
対してベンチャーは、
  • [品質]追い求める人が多い
  • [納期]業界に依存。品質を優先する人も結構いる気がする。
  • [コスト]人件費には鈍感。機材調達などは敏感。
という感じかなぁ。 自分の少ない経験だけなので何ともいえないが、当然企業同士で経営指標が違い、ひいては人材評価システムが違う。そして各担当者が働いている理由が違うので当然と言えば当然だ。

で、気をつけなければいけないのは、

  1. 受託である以上当然相手の要求に合わせると言うこと(=相手の価値観、評価基準を考慮すること)
  2. 受託しているのが自分であると言うことは、自分の価値を出せということ。頼まれ続けるために。そこは第二段階として、提案していく。
後者に関しては、当然第一段階をクリアした上で行うことだ。たとえば、相手は納期にこだわっているのにも関わらず、
「こうした方がよくなると思うので三日下さい!」
とかは(多くの場合)論外。

以上が正論というか前提なんだけども、問題がよく生じるのは下記の状況だ。

  1. (顧客側)相手の担当者がどう考えてもプロジェクトの基準を理解していない
  2. (受託側)自分たちが仕事慣れしていないために、プロジェクトの価値観がずれていることに気づいていない
前者の方は相手の気持ちに配慮しながらもきちんと提案していかなければいけないだろう。
ex. ちょっとだけ更新が楽になるという理由でユーザーの使いやすさが犠牲になっている とか

後者に関しては、特に未熟な僕たちにはよくあることなんだけども陥りがちな罠をいくつか。

  1. 「品質過剰君」
    納期とかコストとかぶっちぎりで(往々にして己のこだわりで)過剰品質な提案をしてくる。しかも正論だったりするとたちが悪い。
    ex. プロジェクト終盤のぎりぎりの状況で、「このサイト、全部アクセシビリティが低いからコーディングを修正するべきだよ!」 それが適切な場合もあるとは思うが。そもそもそういう人と議論するだけで疲れることも。
    →「落としどころ」「ROI」を体得しろ!
  2. 「見積もり甘め君」
    まぁ僕も(特に昔は)こういう傾向があったんだけど、プロジェクトの納期を最終的に守れない人。結果だけ言うと。で、本当に見積もりが甘いとプロセス・コミュニケーションも壊滅してしまうので仕事が無くなる。まぁこれは価値観っていうより技術によるところも多いけど。 めんどくさいのは、中途半端な責任感から、ちっとも冷静な計算をしていないのに「間に合います!」とか言うやつ。(ずっとそうでした。。。。)
    あと、修正があることをそして、修正の確認があることをすぐに忘れる人。確認って何? みたいな。
    ex.下請けに成果物を提出させるのが納期の直前なディレクター
    →確認・見積もりは何度も振り返って蓄積し、向上させなくてはいけない技術。中途半端な責任感はいらない。
  3. 「コスト度外視君」
    多くの人は自分で給与を払ったこともないし、ものを買いに行くことも少ないので、コストはなじみが薄い。キャッシュフロー?何それ。みたいな。必要もないのに高いマシンをそろえたり、自分の安心のために人を無駄につっこんだり。
  4. 「投資チキン」
    ベンチャー出身にも多くいるんだけど、お金を使うことを極端にいやがる人。ちょっとした機材の購入も、「スタッフががんばればその機材いらないでしょ」とかいってしまう。時に人の気持ちのためにも投資しなければいけないことがわからない。あと、人が長く働くのはタダだと思っている。
同じ仕事をしていても顧客と向き合っているかどうか、経営のことを考えているか(もちろん経営側にも責任はあるけど)という点で大きく差が出る。
  1. 当然顧客の要求や、最低限のプロジェクトの要素は整える(最初のハードル)
  2. 自分のずれを意識する(病識)
  3. そのプロジェクトにおける理想を考える、それを提案に落とす
ということを意識してやっていきましょう! 



2006年8月18日金曜日

お土産

いっぱい



2006年8月17日木曜日

Macへの買い換え時期

自分的なMacへの買い換え時期を夢想してみる。

やはり黒いMacBookは非常にカッコよくそそる。ただ、結構Windowsを使いこなしている感もあるので、下記の条件を満たすといいなぁという妄想。

■マスト

  • Photoshop、IllustratorなどのIntel最適化 (年内?という噂)
  • もうちょっと軽くないと。 せめて2Kg切らないかなぁ(今2.36Kgでしたっけ?)
    • ぶっちゃけCD再生とかいらないので。
  • もうちょっと電源が持ってもいいかな。作業していて6時間くらいとか。 (これはIntel Core2 Duoに期待)
  • WindowsVista Ready (もう動きそうな気もするけど)
  • Officeの新しいバージョンが出ることが保証されること。(Office2008とかw)
  • Leopard(これは来年の春ですね)

■あったらいいなぁ

  • 1.5Kg以内
  • 秀丸メール
  • ましなFTPソフト
ということで、たぶんMacBookの後継機とか微妙にバージョンアップした物を希望。次のCPU(Core2Duo)が搭載されて、メモリは2GBくらいバカ積み。黒くて、軽くてソフトもそろってくる という状況。Mailももっと細かく設定できないと正直きつい。
まぁ以上から考えると来年の秋くらいですかね。 早くて。

全体的にOSX(特にLeopard!WWDCしびれた~)に期待しているところも大きいので、WindowsVistaや、そのほかLinux系デスクトップががんばってくれても可。
コマンドラインランチャーとかにもこだわるのでquicksilverとかにも順調にバージョンアップして欲しい。 あぁ楽しみ~



燃え盛ってます!

小田垣ぱうわー



バーベキュー

ノビータにて



2006年8月16日水曜日

チャレンジ・コミュニティ 2006 のご案内

今回はあのいろどりの方がいらっしゃるんですね! 小城さんもいらっしゃるようなことをおっしゃっていたので要注目です。 この時期僕は絶対いけないのですが、いける方は是非。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

                 「チャレンジ・コミュニティ 2006」
       ~若者のチャレンジが生み出す誇りと活力ある地域の未来~
          http://www.challenge-producer.net/tyarekomi2006

     2006年 9月1日(金)13:00-21:00  外苑前 日本青年館
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
        『地域再生のカギは、若者のチャレンジにあり。』


     企業、NPO、行政関係者、大学関係者など、地域の仕掛人300人が全国
   より集結!若者のチャレンジを中核にすえた『地域再生の新たな方法
   論』を熱く語り合います。
     今、地域で次々と新しいチャレンジが生まれています。
   2004年より始まった「チャレンジ・コミュニティ創成プロジェクト」で
   は、全国各地域で若者と地域社会のコラボレーションによる約400もの
   プロジェクトが行われてきました。

  本イベントでは、それらのチャレンジの仕掛け人であり、実行者である、

    ●チャレンジ・プロデューサー
    ●全国各地のチャレンジをしたインターン生
    ●若者とコラボレーションするインターン受入企業の経営者

   が集い、地域再生につながる若者のチャレンジの本質に迫ります!!

    また、併せて、他地域への事業展開や全国ネットワークに関心のある
   方々にもご参加いただき、全国の仕掛人たち300人が相互に知り合い、新
  たな協力や提携の生まれる機会としたいと考えております。
   地域経済の悪化という逆風の中で新しい挑戦を続ける仕掛人たちが集う
  「チャレンジ・コミュニティ2006」に、ぜひお越し下さい。


 ──────────────────────────────―─────
  ■プログラム詳細
 ────────────────────────────────────

 ●13:30-15:30  基調パネルディスカッション
   『逆風に克つための挑戦!!』(仮)

    人口たったの2,200人、高齢化率は45%を超える街で何が起こったのか!
    町が出資し、会社設立。180戸の農家を通じ、草花ビジネスで年商
  2億5千万円のビジネスを作り上げた仕掛け人がいよいよ登場!


    ・生きがいを感じ元気に働くお年寄りの町。
    ・年収800万になった方も!
    ・日本で数少ない成功した第3セクター!!
    ・大きな課題に直面したとき、どのように行動したのか?
   ・共に働く人々には、どのように働きかけたのか?
   ・高齢化の村でも事業はできる!
   ・地域の問題は行動して解決する!

 □パネリスト
  ○株式会社いろどり 専務取締役 副社長 横石知二氏
    http://www.irodori.co.jp/
   プロフィール) 1979年、上勝町農業協同組合に営農指導員として入社。
           86年、つまもの事業「いろどり」を企画、立ち上げ。
           96年に上勝町へ転籍。2002年に上勝町を退職、株式会社
           いろどり専務取締役に就任。同年、「Entrepreneur of
           the Year」日本大会にてソーシャル・アントレプレナー
           賞を受賞。
  ○パネリストは、もうお一方ご登壇の予定です。乞うご期待! 

  □コーディネータ
    特定非営利活動法人ETIC. 代表理事 宮城治男

  ◎事業にとっての逆風こそ、新しい事業を生み出す挑戦の機会であるという
   ことを、常に新しい挑戦を続けることで成果を上げてこられたパネリスト
   に語っていただきます。


 ●15:30-18:30  チャレコミマーケット(ブース交流会)

   □概要
   ・全国各地域のチャレンジ・プロデューサー(約20団体)
   ・全国各地域のインターン生受入企業(約10社)
   ・他地域への事業展開を考える企業・団体
   ・地域活性化に取り組む企業・団体
   ・大学関係者
   ・行政関係者

   これらの方々がブースを出展し、プロジェクトパートナーを募集します。

  ◎日本全国の地域で活動するチャレンジャーたち300人による新たな協力と
    提携の場となります。

 ●18:30-21:00  チャレコミナイト(立食懇親会)
     全国各地の仕掛け人が大終結!!
     これからの日本を熱く語り合いませんか?!


   ※当日は、会場の日本青年館に宿泊可能です。
     (事前申し込み制、先着30名程度。料金 1泊1万円程度)
  もちろん、近隣の他のホテルをご自分でご予約いただいても結構です。 

  ※なお、翌日9月2日(土)午前中(9時-12時)に研修会(無料)を開催
  いたします。
  日本青年館にご宿泊の方も、近隣の他のホテルにご宿泊の方も、是非
  お立ち寄りください。


 ─────────────────────────────────
  ■ご来場いただきたい方
 ─────────────────────────────────
  
  ・自身の住む地域を元気にしたいと願い、行動を起こそうとしている方
  ・地域活性化や人材育成について、既に仕掛けている人物
  ・自らの事業の発展を、地域活性化につなげていきたいという企業
  ・若者や地域の成長をサポートしたいと考える大学関係者、行政関係者
  ・現状に満足せず、しびれる挑戦機会を探している大学生
  ・とりあえず、これからの日本の将来にワクワクしたい方


 ────────────────────────────────―
  ■開催概要
 ─────────────────────────────────
  ・日 時 :2006年 9月1 (金) 13:00-21:00(13:00開場)
  ・場 所 :日本青年館(外苑前)
          住所:東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号
        地図:http://www.nippon-seinenkan.or.jp/
  ・参加費 :無料
       懇親会実費 5000円
  ・定 員 :300名
  ・問合せ :特定非営利活動法人ETIC.  担当 石塚
        03-5784-2115


 ────────────────────────────────―
  ■お申し込み
 ─────────────────────────────────
 ◎ 下記のウェブサイトよりお申し込みください。
     ⇒ http://www.challenge-producer.net/tyarekomi2006



2006年8月15日火曜日

とらばーゆ的な

取材をうける村田な絵



新しいプリンター

が届きました! 楽しみ〜



合わない人と働くスキル

どんな事業でも行っていて起きるのがコミュニケーションの問題だ。

ここは事業上必要なこと、性格として起きてしまうこと、プライベートに属することそれぞれ絡み合うことがあり、非常に難しい。

僕も含め特にIT事業部のスタッフがこれから身につけていかなければいけないスキルであろう。 というのも、今度から客先に常駐しての仕事というのが生まれるためだ。

そこを相談したところ、先日紹介したサポーターの方にこう諭された。
「君たちは社会経験が少ないからまだまだ訓練されていないことがある。それは嫌なやつと働くということだ。嫌な上司、同僚なんて社会に出ればいくらでもいるが、仕事としてのつきあい方を覚えなければいけない。」

たしかに、はっきりいってかものはしにいる人は気持ちのいい人ばかりである。仲間が楽しくて毎日オフィスに行くのが楽しい という思いも大きい。

しかし、特に今後はあわない人と働くことも出てくるだろう。(まぁ社会経験のスタッフも増えてきているんですが。)

そんなとき、必要であれば相手を理解するために、自分の腹の内を見せ合い(前回の語録を参照)、 必要であれば距離をとる。
そういったスキルを身につけていかなくてはいけないのかもしれない。

※でも今まであったお客さんも結構いい人たちばかりなので、あまり想像できなかったりする。



再スタート

いろいろなことがごちゃごちゃになってちょっと疲れてしまって、今日は出社できなかった。

うーんナイーブだ自分。


自分で積極的に仕掛けているつもりでも、遅れ気味の案件の処理や、多数の案件の処理、売上のプレッシャー、採用のプレッシャーなどいろいろな物に突き動かされていたんだろう。

とりあえずしばらくやる気でねー って感じだったので、ぐたーっとしていた。

そんな自分が少し動き出すきっかけとなったのは、やっぱり仕事だった。 前にもあったことなので、今更かよって気もするんだけど。

ご迷惑おかけしましたが、あと5分くらいで復活しようと思います。



2006年8月14日月曜日

どこまでがあなたの仕事か? 2

少し整理してみる。

自分の仕事の範囲はどこまでだろうか? 何がそれを規定するのか?

※思えばこれは競合の定義にも似ている物がある。世の中で言われていることを疑って、角度を変え続けてみなければいけないのかもしれない。
市場の定義を変えることで視点が広がり、停滞していた事業を成長期に戻したGEのように。

自分の仕事 = 責任範囲

であること、

責任 = 自分のコントロールできる(予測しうるリスク、という意味も含めて)範囲で成果を出すこと

であること、

成果 = 事業のミッションを達成するためにたてられた戦略の一部として、何らかの指標で目標を定義した物

といったことを考えると、自分の仕事は自分がコントロールできる目標を達成するために最大限の手を打つことである。

最大限の手 = 戦略と実行(仮説検証と努力)

という意味で使っている。


さて、少し仰々しいが、具体的に考えるべきはこの後である。仕事をする物はすべて下記の質問に答えられなければいけない。

  1. あなたが達成しなければいけない成果とは何ですか?
  2. その成果を実現することをコミットしていますか?
  3. 実現するために戦略を立てていますか? 戦略とはアクションプランを立て、優先順位をたて、資源を配分し、仮説を検証していく行為を指します。(あと上司のマネジメントもね)
そしてその成果といえば、人によっては納期を間に合わせなければいけなかったり、あと一週間で案件をとってこなければいけなかったり、採用を成功させなければいけなかったり様々である。

ってそこまではいいんですよ。 上は正論だし、無意識にでも意識的にでもやっている(ないしはやりたいと思っている)ことです。仕事している人なら誰でも。たぶん。 
問題は多くの仕事は一人で行うものではないし、絵に描いたように仕事がうまく進行するようなことはないということではないだろうか。

多くの仕事の境界は他人と曖昧だし、最初にたてた戦略どおりの役割分担だけで仕事が進まないことが多い。
僕は、お見合いしてしまって二人の間にあった仕事を落とすのも、二人の間の仕事の主導権を争って時間を無駄にするのもいやなのだ。

では、どうすればいいのか?

問題解決は一様では無いだろう。状況にもよる。 
ただ、重要なのは

  • 「そこを考えて、自分の動き方を柔軟に変えて組織全体の成果達成に貢献するのが、仕事でしょ?」ということ自覚すること。忙しくてつらいときも忘れないこと。
  • 「二人の間のゾーンなんて、バトンの受け渡しゾーンだ」位に思うこと。相手がバトンを渡すのが遅くなれば、取りに行ってあげるのは当たり前。自分の仕事をおいておいて相手の仕事を手伝った方がいいことだってある。
というあたりかな、と思った。

理事会も含めて、そのほかに心に残った言葉を。

  • 「日本人は両手で握手するか両手でけんかするかのどちらかであまりよろしくない。片手で握手しながら片手でボクシングをしなさい」
    - オフショアIT企業経営者  日本のNGOと現地のNGOの関係性にふれて。
  • 2本足は危ない。3本足で立ちなさい。どれかこけても次がある。そういう状況を作り出さなければ。
    - オフショアIT企業経営者  日本でIT事業部のHTMLコーディングが好調で売上の中のシェアが高まっている件について
  • 自分には三種類ある。相手と自分が知っている自分、自分しか知らない自分、そして相手しか知らない自分だ。相手しか知らない相手のこと、相手しか知らない自分のことを知りたいとすればどうすればいいのか? 先に自分しか知らない自分をさらけ出す他には無い。
    - 経営者 スタッフ同士のコミュニケーション不足にふれて。
  • 最初に考えたときのようにうまくいくなら自分はいらない。トラブルが起きてから、うまくいかないとわかってからが仕事だ。
    - 経営者 CEOの役割にふれて



どこまでがあなたの仕事か? 1

まずは衝動的にエントリー。

今日は外部取締役的にいつも事業を報告させていただいているサポーターの方とのミーティング。
8日に理事会として行った際に他の方は参加していただいたのだが、この方だけ予定が合わなかったので、改めて本日事業を報告させていただいた。
今はIT系2社の外部取締役をしながら就職活動中とのこと。前職が前職だったこともあり、次に辣腕をふるわれる企業からも目が離せない。
日本で数少ない経営者稼業であり、大手企業の再生などにも取り組みながら、私たちのような駆け出しのNGOの事業も2月に1度はじっくりとお話を聞いてくださっている。

というシチュエーションだけでも非常に尊敬に値するんだろうが、むしろこの方が本当にすごいのはその人間性。

たとえば、一度東大の職員の方を紹介することになって、僕がその方にメールしたときの
「僕は青木君からの頼みは断らないようにしてますから。」
という一言。しびれる!!

前置きが長くなったがそんな僕が非常に尊敬する方と本日はじっくりお話ができた。理事三人とその方の4人で3時間ほど事業の話から、コーポレートガバナンス、その方の推薦図書まで話は及んだ。 本当にありがたい話です。

今日心に残ったその方の言葉は
「それが仕事でしょ」
という台詞。

その方曰く、人は往々にして、自分の仕事を狭く定義したがる。自分のタスクだけ見ていればいいと思ってる社員だったり、現場だけ見ていればいいと思っているマネージャーだったり、社員だけ見ていればいいと思っているCEOだったり。。。 でも本当にそうだろうか。

たとえば、自分のまかされている仕事とは直接関係なかったとしても、お客さんを紹介され打ち合わせに行くことになったマネージャーがいたとする。その打ち合わせに遅れてしまい、その後の対応もまずくてそのお客さんを怒らせたとする。何となく気まずく思いながらもその場はやり過ごせるかもしれない。 ただ、たとえば、その紹介していただいた方に一年後にもしかしたら会える機会があるとしたらどうだろう? 会って自分の粗相をお詫びすることはそのマネージャーの仕事ではないのだろうか?「俺だったら行くね。睡眠時間が2時間になったとしても行くべきだ。だってそれが仕事でしょ?」

彼の言葉が重く刺さる。

※2番目の例が多少わかりにくいのは僕自身に起きている事実だからです。



NPO淘汰の時代へ

NPO「玉石混交」淘汰の時代 都も取り消し強化
活動休止状態になるところの特長として
「都は「活動停滞の法人は、運営や財務などすべて1人で切り盛りするケースが多い。それぞれの得意分野を持つ複数の人材が不可欠」(都民生活部)と人材不足を指摘。役員間のトラブル、当初の収支計画通りの収入が見込めない-なども活動が滞る背景だという。」
という台詞があげられている。

まぁ当たり前かつ予想された話なので特段語るべきことも無いと思うが、揺り戻しでとりあえずNPO法人化を断られるようになったり、変な形で規制が強まらないかが心配。
資本金や事業計画も割とわかりにくいだけに(役人にとってという意味で)、役人のさじ加減で活動しやすさが変わるのはいかがな物か。

もっともっとNPOから成功例が出てきて、NPOだからとか株式会社だからとかいう不毛な議論をしなくてもよくなるように祈りたい。 本木さんがいつも言うように、今はまだ啓蒙期だから、まだまだイメージを形成するためにコストがかかるが、キャズムを超えろ ってやつですかね。 読んでないからわからないけど。

そういえば本をバカがいした。 人のクレジットカードで。(いや、了解は取ったよ?)
前から読みたかった物、小城さんに勧めてもらった物、最近読んだ雑誌でおすすめだった物を買ってみた。
まずは今読んでる老子から片付けないと。







2006年8月13日日曜日

2006年8月12日土曜日

19インチが二つ

嬉しくて再度エントリー



デュアルディスプレイ

になりました



2006年8月11日金曜日

案件振り返りの軸

案件の振り返りのポイント

  • おいしい案件であったか
    • 単価は適正か?
    • 得られた物は何か?大きかったか?
  • うまく案件をこなせたか
    • 管理
      • 管理上問題はあったか?
    • 技術
      • 未知の技術で苦労したものは?
      • 既存の技術でも足りなかった部分は?
  • アサイン
  • 顧客に問題はあったか
は最低振り返りましょう。 データとしては、当初見積もり工数と実績の工数(人月単位でも。)。



今後の経営方針

今回の理事会ではXperlは15分ほど時間をいただき現状報告や今後の方針に関して述べさせていただいた。

弊団体には予算の目標が梅、竹、松の三段階となっている。梅がそのお金は稼がないと団体が立ちゆかなくなるよというある程度ボトムアップで費用を積み上げて算出された予算である。弊団体の予算として公式に発表されるのは梅である。

竹目標は現状のままがんばればこの程度いかなきゃね という予算である。大体梅の1.4~5倍である。

そして松はExcel的にはこの辺までいけるんじゃないか!? みたいなドリームプランである。Excelで最初に何の制限も無く売り上げを伸ばし続けてシミュレーションすると松くらいになる(笑)  今回は、梅目標の2倍強となっている。

そもそも予算がこれだけ幅があるのもベンチャーならではかもしれないが。


さて、Xperlとしては上半期竹目標を達成できそうです。という報告をしてきた。で、下期も含めて松目標を達成すべくがんばりますよ。という比較的前向きな話であった。

で、理事会でいただいたアドバイスが次の二つ

■本木さん 「成長しているときこそ気をつけない物として何があるか?」

 →組織を拡大していくときに同時にサービスの品質を保つこと、運転資金の2点

もちろんマニュアル化などの作業が活きてくるわけだが、マネジメント層は急には育たないため、案件数を増やすときにパートナーの会社からマネジメント層だけ出してもらうとか、フリーランスの人とチームをくむといった施策が必要だろう。
運転資金は引き続き注意するに超したことは無いが、ビジネスモデル的にファイナンスは割といいのでそこまで大きな課題ではないかもしれない。今後固定的な給与に変更したときにはよりいっそうの注意が必要。

■岡崎さん「一本足だとすぐ倒れますが、二本あれば倒れません。」
相変わらずの岡崎節だが、これはつまり事業をポートフォリオ化してリスクを減らせということ。現段階で、売り上げ的には2:8程度Webサイト制作も行ってはいるが、今後HTMLが拡大していくこともあり、このままではHTMLに何かあったときに事業が倒れてしまうのでは? ということ。

これに関しては二つ考えている。

  1. まずはHTMLの中で顧客や案件のタイプを分散していけばいいのではないか? もちろんHTMLコーディング市場については冷静な分析が必要で第三四半期にマーケティングを行う予定である。
  2. かものはしのコンセプトにあわないような事業を無理矢理展開してまでポートフォリオ化をする必要はあまりない。なぜなら、ファンドレイジングやスタツアといった他の事業がすでに存在するから。そのうちサポーター事業は一部リソースがかぶるため、一つのポートフォリオといえるだろう。
    ただし、この点に関してはまだサポーター事業が先行き不透明なため、今後、ということになる。

以上と、先日エントリーした理事会資料の骨子から第二四半期の経営方針は下記のようとなる。

  1. 引き続き一番の課題は開発である。失敗しないようにというよりは、生産性を高められるか・質の高いサービスを提供できるか?ということに注力する。
  2. 人事が次の課題である。九月までに実際の採用と、研修。ひいては採用の方法をノウハウとして得ておきたい。
営業面も不安が残るが、今のお客さまに本当に満足してもらえれば営業などする必要は無い。目の前のことに集中して大丈夫です。※

※これは顧客のニーズをはずしていないサービスである間だけ。



エントリマネジメント2 - オリエンのAGENDA

オリエンテーション(スタッフが入ってきたときに2時間くらいして伝えるMTG)

■メールアドレス
・発行
・設定の方法を教える

■日報、ML、SNS

■経費系
・立替精算と交通費精算の方法を教える
・伝票のExcelをメールで送付

■給与に関して
 スーパー歩合給
 請求書発行時に山分け 

■Xperlの成長の方向性と価値観に関して
・品質とスピード
・仕事を待つな、アントレプレナーシップをもて。
・成長にこだわれ。

■面談に関して
3ヶ月にいっぺんスタッフと僕とで面談を行うので、その場でいろいろと業務改
善やスキルについて相談しましょう。

■来る曜日
Xperl定期的なMTGは
・火曜日の午前のXperlMTG
・木曜日午前のカイゼンMTG
あとは土日もやってるけど、日曜日は余り人がいない
来る曜日はある程度確定させること

■GoogleCalendar
・青木のGoogleCalendarを見られるようにする
・事務所に来る日はカレンダーに記入してもらう

■かものはしの全体業務に関して
・他事業部のビジョン

■Xperlの事業領域に関して
・なぜHTMLなのか?事業割合は?
・今後の事業領域の可能性


■将官制度に関して
・運用に関する簡単な説明


課題としては

  • オリエンの時にその人のビジョンをもっとヒアリングすべき?
  • 青木以外も説明できるようにしておかなければ
というあたり。


エントリマネジメント1

フローレンスの駒崎君に熱弁されたのがエントリマネジメント。新しい人が入ってきたときに

  • オリエンとして何をやるのか
  • 研修として何をやるのか
  • キャリアパスをどう考えるか

ということをあらかじめきちんと形式知化しておくということですね。
詳しく検討したことはないのですが、少し考えてみます。
まずそのねらいから。

  1. 新人が入ってきたときのコスト削減
  2. 公平な組織作り
    • 人によって対応が違うなどといったことを減らす
  3. 組織の価値観が伝わり、組織の中でのキャリアパスが明確になりモチベーションが上がる
というあたりかと思います。 1は人数が急成長していたり、元々回転率が高い組織で特に有効になりますが、ウチの場合はそこまででも無いかもしれません。ただ、研修などがかなり経営層の時間を奪うことが多かったので、研修をスタッフにやってもらえるようになれば、経営資源の節約になりますね。
2は小さな組織だからありがちなことだと思います。ひどい場合だと給与の方針をあまり伝えてもらえなかったという伝えるべき情報の欠如という事態が起き、やめるかやめないかということに発展する可能性もあるかもしれません。
そして何より今のかものはしにとって価値があるのは3かもしれませんね。
オリエンの時に必ず言うようにしていることが以下です。
■IT事業の価値観
  1. 品質とスピード
  2. 仕事を待つな、アントレプレナーシップをもて。
  3. 成長にこだわれ。
というあたりです。1はプロとしてサービスを提供するなら当然なのですが、お客さんにとって新人がやっているかどうかというのは関係ないことで、そのお客さんにとって毎日の納期が一つ一つの約束なわけで、それを守れるかどうかがすべて かものはしの信頼につながるわけです。  まずは自覚を持ち、できていなければそれを認識することが必要です。
2に関しては、ウチが組織として未熟故に出てくることだと思っています。 指示をしなければいけない人間が忙しすぎたり未熟だったりするために、仕事が無い瞬間というのがあるかもしれません。しかしそれをラッキーだと思ってさぼってしまうようなスタッフは今のウチの事業部には必要ないと思っています。いくらでもカイゼンすることがある組織ですし、いくらでも勉強することがあるのがウチの仕事ですよね。 上司をせっついたり、時には上司をマネジメントして仕事を作り出してください。
3に関しては、自戒を込めて。スタッフがウチに関わる理由の一つに「自分が成長したい」という思いがあると思います。ただ、成長というのは非常に見えにくいために、日々の積み重ねを怠ってしまうことがあるかもしれません。
もちろん将官制度や面談というあたりで組織として支援できることもあるかと思います。しかしその前提となっているのは本人の成長しようという意欲と日々の積み重ねです。コンポジションの寺井君が語っているように日々本気で取り組むしか無いんですよね。3ヶ月たって自分ができることが何も変わっていないなら自分の仕事を見直してください。特にウチのスタッフはまだ若く(素直だし)、成長する余地がいっぱいありますよね。 ここは絶対にこだわって欲しいところです。

ちょっと長くなりましたが、エントリマネジメントの中で価値観の共有というのはかなり重要なファクターでしょうね。最初にがつんといっておくことは後々まで覚えてくれているみたいです。もちろん最初にちょっとしゃべったから共有できるとは思っていません。日々のアクション、意志決定のすべてをスタッフはみていますから。

さて、上記を含めてIT事業部では下記のようなことをスタッフに伝えています。って書こうとおもったのですが長いので次回。




2006年8月10日木曜日

コーディング研修に関して

今日からXperlに新人が加入したので、早速研修が始まった。

入ってくれた最初のオリエンで言うことはもうまとめてあったので楽だった。ビバ自分。
しかも今回からは研修をスタッフにお願いしているので、(少しだけ心配だけど)自分の時間が確保できるのですごくうれしい。

でもなんと言っても一番は新しく入ってくれたスタッフ。モチベーションも高そうだし、根性もありそうなので期待しております。

研修は前にしめしたコーディングのキャリアパスに従って行う。いかにポイントをば。

■Level3までは一気にいく。

1日目でメモ帳を使いながらタグを覚えてもらい2日目はその復習。

■Level5までは仕事を絡めながらじっくりと。

保守の仕事をベースにいろいろとOJTでCSSのフォントの調整まで行く。

■Level7までは一旦研修で。

流し込みやCSSの多少の変更までできるようになったら、一旦授業形式でCSS中級講座。
ボックスモデルや、ブラウザの基本的な差異などを教えておかないと後々苦労するので。

■Level8は仕事の中で覚えていく

ブラウザのバグなどはなかなか教えることができないので、基本的な物とハックを伝えたらあとは経験の中で教えていく。 もちろん

  • 背景が出ないときはどういうことをチェックすればいいのか?
    • 背景指定のCSSが間違っている?
      • top left no-repeatとかはOKだけど 3px top no-repeatなどはだめ(一部ブラウザ)
      • background-image:url(hoge) top left no-repeatとかやってないか?
    • 背景の画像のパスが間違っている? URLを直接指定して確かめる
    • マージン、パディングの設定が間違っていて背景が隠れている?(LIの背景でありがち)
    • CSSが適用できてない(CSSに1px solid redなどを入れて確かめる)
      • クラス名やIDのミス
      • CSSの強さが足りていない (!importantなどを使って確かめる)

といったことはある程度まとめられるので、切り分け方なども含めて一旦教えてしまうのがよい。 ただ、実際背景が出なかったときに上記の可能性が上がってきてすぐに切り分けられるかというのは、経験によるところが大きいので、ミスしながら覚えていくのがいいとは思う。

前に示した仕様の把握力に関しては別途仕様書を見ながら覚えていく必要があると思う。この力にはまずは性格によるところが大きい。で、あと他業種でも訓練されている可能性がある。
幸い今度の新人はDTP出身なのである程度期待していたりする。

とりあえずこの辺で。




シンクパッド

10台いただきました! あざーす



2006年8月9日水曜日

寿司家とデュアルディスプレイ

カドベヤさんと新規案件の営業へ。 決まっていたと思っていた仕事もなにやら微妙な雰囲気。

現場を考えずにプライドだけで仕事をしている人が多いことに愕然。

「あの会社のやつをウチのビルに一歩も入れさせるな!」って、そんなことで1ヶ月半のプロジェクトを1ヶ月にされても。。。



カドベヤさんと打ち合わせ+憂さ晴らしということで、青山の寿司家に連れて行っていただく。文字通り家の中にある。マンションのエレベーターを降りると、お店になっている。8席+座敷3席くらいか? 飲み物は全部セルフサービスだが、かなりおいしかった。 高かったんだろうなぁ。 またこれることを祈って。


12時すぎて事務所に帰ると、日向、平田ががんばっている。 おかげでいろいろと考える時間がとれたので、前の生産性向上100のアイディアに従い、デュアルディスプレイの構築を決意。

ノートPCで外部接続を使ってしまっているため、無理なのかと思ったら「サインはVGA」なるすばらしい機械を発見。社長が好みでネーミングするのはいかがな物かと思いつつ、悪い人じゃなさそうと思わせる変な安心感。Dellで19インチディスプレイが30000円を切っているのをみてぽちっと購入。 計4万円くらい飛んでいきましたがこれで事務所で19インチデュアルディスプレイです! (2560x2048) 流し込みには最適。 事務所で嫌われること間違いないし。(今手狭なの。)

カドベヤさんのと今後もよろしくっていうことで、仕事にもどりまーす。



2006年8月8日火曜日

生産性を向上するアイディア100

・タッチタイピングの練習をする
・ショートカットの活用
 ・OSレベル Windows,Mac
 ・アプリケーションレベル DreamWeaver、Fireworks、ImageReady
 ・その他アプリケーション Mailやブラウザなど
・DreamWeaverを使いこなしているか
・英語のスペルミスを起こさないか
・MacとWindowsでファイルのやりとりをできるかどうか
・多少のフォントに関する知識
・PCのスペック
・デュアルディスプレイの活用
・ディスプレイの解像度を高く設定
・タスク管理を効率的に行える
・画像のパスやコピーを効率的に流し込み
・サイトマップや指示はすぐに印刷してチェックしていく
・先に納品して問題事項を洗い出す
・よく使うレイアウトをライブラリ化する
・CSSの名前の付け方を共通にする
・CSSの配置を共通にする
・画像の名前の付け方を共通にする
・デバッグ方法を形式知化する
・WebInspectorでフォルダ一括チェックする
・テンプレートの使い方を形式知化する
・JavaScriptをライブラリ化する
・フォントサイズの設定を形式知化する
・ブラウザのルーラを使う
・ツリー表示のできるメーラーを使う
・Clipノートを使う
・設計を緻密に行う
・mg20の活用
・複数クラス指定の活用
・同じ顧客にはできるだけ同じ人をアサインする
・リンクや仕様のわからない部分をあらかじめ洗い出しヒアリングするようにする

以上34



理事会資料骨子

■目次
□4~7月の振り返り
・経営の点数としては60点
(結果としては80点で、それはスタッフに無理をさせているから)
・財務目標の差異
 ・案件の拡大ではなく、引き受けた案件の収束に集中した
 ・半期では目標を達成できる見込み
・開発力の予実
 ・スタッフの成長は著しい
 ・4,5,6月はカイゼンに取り組むことができた
 ・大きな案件が始まって全社的なカイゼンは停滞したが、OJTでの成長はスピードアップした
 ・スタッフが働きすぎ。これは大きな案件が一件ずれて重なってしまったためと、追加の人材を入れられなかったため
・営業目標の予実
 ・顧客の継続率が上昇した
 ・大規模案件を引っ張ってくる太い客の増加
 ・4,5月は特に工数単価が低い案件が多かった(実績、チャネル不足、見積もりミス)
・人事の予実
 ・7月に1人増加させたかったがアクションをとれなかった

□8,9月、今後の予定
・開発 S案件4人×80万×2ヶ月 8月21日~10月中旬まで
・営業 O、Rなどで既定路線(むしろ大きな案件を受けられないので、音声対応やMTなどの特殊な部分を)
・人事 スタッフ1人、バイト1人月を目標に
 2700万コースから4000万コースへ

□中長期のビジョン
・現状の延長線上でどこまで行けるか
 ・来年度売り上げ1億円をめどに
  ・モデルは 500万x10+15万x400
 ・人数はDirectorクラス2名弱、Coder10名
 ・技術革新で市場が縮小するリスクは
・カンボジアへの展開、他ビジネスの展開



和牛のにぎり

おいしー



HTMLコーダーのキャリアパス

主にコーディングスキルとマネジメントスキルの2軸に分けられる。

コーディングに関しては流し込みからレイアウトが困難なページのCSS設計までできるのかというコーディングの能力軸と、仕様を理解する、デザインを理解するという仕様把握力と、スピードの軸に分けられる。

マネジメントは、大規模、短納期、新技術、メンバーのスキル、顧客のスキルといった様々な制限がある困難なプロジェクトをこなせるのかというスキルの軸で分解できる。


HTMLコーディングの研修パスも含めて、コーディング能力軸を分解してみる。

  1. HTMLの理解 ex.ノートパッドでHTMLを書く
  2. 各種タグの理解 ex.p, tableなど
  3. CSSやマークアップが決まったフォーマットに原稿から流し込みができる
  4. HTMLのマークアップがわかる、決められる
    設計があれば画像を素材から切り出すことができる
  5. 色やマージンなどの基礎的なCSSが理解できる
  6. 2カラムなどの基礎的なレイアウトをCSSで構築できる
    画像を切り出す設計を行うことができる
  7. floatや絶対配置などを使用して自由にレイアウトを行える
  8. 各ブラウザのバグや印刷プレビュー表示の癖に通じており、ブラウザ間で見た目をそろえるコーディングができる
という感じの流れかと思う。

Level.3までは流し込みを行うことができる、Lever6までは修正を行うことができる、Level8で新規設計を行うことができる という権限になるかとおもう。

さて、仕様把握力とは何か? それは仕様書やサイトマップ、原稿を見つけ、理解し、修正を追っかけているかどうか、PSDのレイアウトを正確に再現しようとするか(マージンや整列など)といった正しいHTMLを書く力である。わからないことがあったら洗い出して、ヒアリングする能力も含む。

  1. 素材を指示されれば管理して流し込みを行うことができる
  2. 必要な素材がそろっているかどうかを判断して、問題解決をすることができる
    PSDからマージンや整列を正確に再現することができる
    メールの修正依頼を正確に実行することができる
  3. 仕様書やPSDの意図を理解し、指示が曖昧な部分の仕様を類推することができる
    指示が曖昧な部分をヒアリングすることができる
  4. 必要であれば仕様書を書くことができる
という感じになるだろうか。
そのほかコーディングを行うのであれば、必要なアビリティは以下のようにいろいろとあるだろう。ブレストベースで。
  • タッチタイピング
  • ショートカットを活用しているか
  • DreamWeaverを使いこなしているか
  • 英語のスペルミスを起こさないか
  • MacとWindowsでファイルのやりとりをできるかどうか
  • 多少のフォントに関する知識
  • FireworksやImageReadyを使えるか
もちろん報告、連絡、相談、タスク管理などのビジネスの基本スキルは必須である。
そのほかに特殊なコーディングに対応できるスキルが必要となる案件もある。例としては下記のよう。
  • ドリコムCMSの癖を知っているかどうか
  • MovableTypeのインストールができるか?
  • MovableTypeのカスタマイズができるか?
  • フォームの設置ができるか?
  • アクセシビリティ対応、音声ブラウザ対応のコーディングのルールがわかっているか?
  • JavaScriptを設置、カスタマイズ、作成することができるか?
あたりがあると単価が落ちないし、フリーランスでもやっていきやすいかと。



2006年8月7日月曜日

QotD: 私にタグを付けるなら

あなたの生活を5つの単語(タグ)で表すとしたら何ですか?



2006年8月6日日曜日

漫画喫茶

いろんなのが飲み放題



パーティション危機一髪

そしてスズランテープの偉大さを知ると



コーディングディレクターという可能性

Web標準が叫ばれるようになってから久しいが、やっとWeb制作の発注条件によく見られるようになってきたと思う。
といっても弊団体が請け負っているところでも厳密に言われるのは5件に1件くらいな物ですが。


アクセシビリティが叫ばれるようになってから久しいが、この前やっと大規模な音声対応のコーディングを経験させていただくことができた。勉強になった。

CSS3.0では、変数や正規表現が出てくるようだ。効率よくSEOにも相性のいい(たとえばきちんとマークアップされたフルCSSの)Webサイトを制作するにはよりスキル・ノウハウが必要になってきたのではないか?

といったことを考えるだけでも、Webサイトのコーディングが高度化していることがわかる。

とはいえ、前にもエントリしたようにWeb制作会社は上流工程に特化してノウハウをためていったりしない限り生き残っていくのが難しい。

といった流れで弊団体のHTMLコーディングサービスが必要となってきているわけだが、問題はどのようにウチにコーディングを発注するか、とりわけ「誰がコーディングを仕切るか」ということである。

コーダーからたたき上げの人ならまだしも、純粋にデザイナ出身、プランナー出身の方にはコーディングを仕切るのに必要な泥臭い作業ができなかったり、どの程度の変更がどの程度の大変さかということがわかっていただけなかったりするのだ。

とすると、弊団体が、コンテンツやサイトマップのとりまとめから入らせていただくか(ここは検討中だが大規模展開するのが難しいので、あまりやりたくない)、制作会社にその人をたててもらうかということだが、そのあたりある程度ノウハウが必要なのではないかと思う。

コーディングを気持ちよくやらせていただけるディレクターさんと、こちらで意図を先読みして仕切っていかなければいけない案件で条件が同じというのはよくあったりして結構なんだかな、と思うこともある。(で問題は後者の方が単価が低かったりするのだ。結局きちんとした会社にしか単価の高い仕事がこないからなんだろうけど。)

で、お客さんと話していて、今度そのお客さんが独立して、コーディングの現場にいかれるという話を聞いて、「コーディングディレクター」っていう可能性も出てきたんだな、と思ったしだいです。




カンボジア伝統舞踊

アプサラダンス 実は初めてちゃんとみました カンボジア留学生パーティーにて



VOX トラックバックとパッケージ

トラックバックってどこからやればよかったりしますかね?

実装予定は無かったりする?



あと、気になるのは企業向けに提案したいインターフェースと化しているんですがそういう予定は無いのかしら。



Web制作会社のビジネスモデル

制作会社のビジネスモデルが問われている。

うちの団体がHTMLコーディングに特化し始めた昨年の10月以来、いろいろな制作会社とつきあってきた中でわかってきたことがある。

それは、制作会社が本当にピンキリであるということ。ここで言及する質は、主に提案能力と、ディレクション能力の2点であるが。


背景としては、ユーザーのリテラシーが低く、経験もたまってきていなかったばっかりにまぁふつうにWebを作れます。という企業も生き残っていたんだと思う。

顧客のビジネスモデル、ユーザー像、競合・業界の推移、といった3Cを抑えた提案などは求められなかったといえる。

その証拠に、レベニューシェアでWebを制作するという形で仕事を受けられる会社がどれだけいるだろうか。

ウチのように一部工程に特化した制作会社が増えてくれば、コンサルティングとSIer機能を一致させてやることが容易になるため、今後はより業界の淘汰も進んでいくことだろう。

クリエイターの自己満足じゃなく、泥臭くても必要な提案ができるWeb制作会社へと変貌を遂げられるのか、多くのWeb制作会社が試されていると思う。


#これは上流工程に特化したかったらうちにHTMLコーディングを発注してください。という提灯記事です。



2006年8月5日土曜日

サービスプレビューおめでとうございます。

このシステムがいまいちなんだかわかってないのですが、

シックスアパートがやるんだからおもしろいに違いない

と心の中で思って、そのブランドに悔しさを覚えた夏の日。




Zenback